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2018年8月倉敷被災地支援ボランティア活動に参加して
(2018/September) 市川ノゾム


活動報告書(PDF)の閲覧
ボランティア
 「お日の森くらぶ」と「わくわくビレッジ森の会」会員でもある市川ノゾムさんのボランティア活動について会員から活動状況を聞きたいとの声がありました。そのため私は市川ノゾムさんに投稿を依頼し原稿をいただきました。以下報告を紹介します。
 
 市川ノゾムさんは長年身体障害者への支援を行っています。過去には身体障害者のアフリカ・キリマンジャロ登山にアシストとして同行、登頂を成功させています。2011年の3.11東日本大震災を始めとして被災地が出るたびにボランティアとして現地に駆けつけて支援活動に参加してきました。そして現在も機会がある度に現地に行き復興支援にも携わっています。
 
 2018年7月の西日本豪雨で被害のとりわけ大きかった岡山県倉敷にも「現地に行ってなんとかしなければ」との思いで、すぐにボランティア仲間に連絡を取り個人で駆けつけています。被災地あるところに市川ノゾムさんの姿があると言っても過言ではありません。
 
 私たちのくらぶ員の中にも市川さんと同じように被災地支援のボランティア活動を行っている人が何人かがいます。泥かき・家屋の整理等活動内容は同じですが現地の受け入体制や被災の程度によって状況が異なり市川さんもそれなりのご苦労をされていたようです。
これは市川さんの活動日記ですがこれからボランティア活動に参加しようとしている人への心構え準備および現地での状況が詳細に記録報告されています。
被災地での活動の理解またはこれから参加する場合の参考になればと思います。
 
 私も2011年の3.11の大震災には「何かしなければ」と支援組織(PB)を通して団体として2度参加しました。現地の支援調整部門(PB)からの指示にしたがってグループ員単位での行動だったので比較的スムーズに動く事ができ、またいつも一緒だったので親交が深まり今でも繋がりを持っています。個人で参加する場合は市川さんのような苦労があることを改めて知りました。
 
 報告はかなりの長文になります。余裕のある時にでも報告書を読んで活動を理解していただけたらと思います。
 活動報告書(PDF)の閲覧
ボランティア

文責:ホームページ担当 家幸夫


「自然の良さや大切さを理解してもらえるような活動をしたい」
(2018/September)

 ○福岡から上京、軽登山に親しむ生活

私は福岡県飯塚市(筑豊)で生まれ、育ち、子供の頃は森林とは縁遠い生活をしていた。上京後はサラリーマン生活を送り、たまに、丹沢、秩父、奥多摩等出かけて軽登山をする程度であった。その中で、息子が高校を卒業する前年に、一緒に屋久島の宮之浦岳を登り、樹齢約3000年とも言われる縄文杉を見、そしてその時どしゃ降りに遭遇したことが記憶に残っている。
 

○ボランティアに参加し活動範囲を広げる

 およそ10数年前に、目黒区が主催する「花のみどりすと講座」(花と緑のボランティアを養成するため中目黒公園で行う1年間の実践講座)を受講し、落葉堆肥作り、ブドウの剪定、草刈り、そしてバジル等のハーブの種まきから育成等の作業を行った。現在中目黒公園にて草刈り等のボランティア活動に月1,2回参加している。他に受講後、その時の講師の木内先生の紹介で、目黒区駒場野公園で雑木林の草刈り、倒木処理、炭焼き用樹木の伐採等の管理を行っているボランティア・グループに入会し、現在も月2回参加している。

また、木内先生の居宅近くの相模原市緑区にある仮称「小津久の森」の自然観察道の整備や近隣の小中学生の自然観察行う景観整備のため、アラカシ等の常緑広葉樹の伐採等を月に1度行っている。なお、小中学生の自然観察は学校側との調整が不調に終わったため、現在行っていない。
 

○森林保全活動参加の日々

 さらに、併行して、森林作業を学ぶため、東京都主催の「奥多摩体験の森」のイベント「山作業の実践講座」には現在も時々参加している。山作業の中身は大刈り、枝打ち、伐採(チェンソー含む)、植樹等の指導を受けた。2~3年参加したのち、東京都水道局が水源林を保全するために行なっているボランティア活動「多摩川水源森林隊」に登録し、月に2回程度参加している。主に4~9月は間伐、10~3月は枝打ちの作業を東京都森林組合の職員の指導の下に行い、その他作業道作り、下刈り等を随時行なっている。現在までの参加歴は150回を超えているが、技術は未熟のままで参加するたびに誤りの指摘を受ける体たらくである。現在作業現場は民有林。ほとんどが山梨県小菅村で、時々奥多摩町である。
 

○森林インストラクターの資格を取得、関連団体に入会し活動

 以上のような作業を経験するうちに、数年前、森林インストラクターの資格があることを知った。樹木の伐採等を行っているのに樹木のことを何も知らないことに気付き、樹木に対する知識を身につけたいという思いで受験を思い立った。受験の前に、2週間の養成研修を受講しその中で、只木先生の森林の生態学では日本の森林の現状等を勉強させてもらい、もう少し森林の知識を得たいと思った。併せて、二酸化炭素の増加等よる地球温暖化現象についても関心を持った。以後、何回かの受験失敗ののち、昨29年度に最後の受験にしようと思い受験したところ、合格したものである。そして、今年日本インストラクター協会及び森林インストラクター東京会(通称FIT)、更に4月には「パウロの森くらぶ」と「お日の森くらぶ」に入会して活動を行なっている。
 

森林作業等について、私の考え

 最後に、森林作業等について、私の考えを述べてみたい。
私は上記のような経緯で森林作業等を行っているもので、いわゆる、地球温暖化には何とか歯止めをかけたほうが良いと考えているが、それ以上でもそれ以下でもない。放置された森林が間伐や枝打ち等の整備行うことにより、森林の水源林の保全や災害防止等の本来の機能が回復することに繋がれば良いと思う。
 健康である限りにおいては、自分のできる範囲で森林にかかわっていきたいと考えている。また、森林について、一般の皆様に理解が深まることを望んでおり、そのために自分ができることをしたいと思う。
 今年70歳になるが、今後は健康を第一に、次に自分が楽しむことを目標に、自然に触れあい、自然特に森林に対する理解を深める。さらに子供達や他の人にも自然の良さや大切さを理解してもらえるような活動ができればいいなあ・・と思っている。

 

記:A.Nakagawara
プロフィール
平29年森林インストラクター試験合格
日本森林インストラクター協会 会員
森林インストラクター東京会 会員
福樹会(FIT29年度)会員    
パウロの森くらぶ 会員
お日の森くらぶ 会員


「お日の森の活動に参加して」(2017/December)

 ○森林ボランティア活動になぜ参加を

 私がこのお日の森の活動に参加するようになったのは、別の林業ボランティアでご一緒したお日の森で活躍中の会員の方に紹介して頂いたのがきっかけでした。
そもそもの私が森林(林業)のボランティアをするようになった経過をお話いたします。約2年前に60歳で定年退職。再雇用等も考えましたが、「この先同じようなパターンで仕事を続けても今まで以上のことはできなくてつまらない。いつまであるかわからない残り人生を別の形で世の中のために使いたい。」と考えました。以前から生物学・生態学に興味があり、横浜大学名誉教授宮脇昭博士の講演やご著書などにも感銘を受け、樹を育てて健全な森林を作っていくことが地球・人間社会にとって最重要課題だと思っておりました。これを機会に樹や森を育てることに関わろうと考えました。
 

 ○森林インストラクター資格試験へ挑戦

 そんな折、森林インストラクターの資格試験があることを知り、続けてきている登山や沢登りなどの野外活動も活かせるような気がしたので、勉強を兼ねて挑戦することにしました。森林インストラクターの受験科目は、「林業」「森林内の野外活動」「森林」「安全及び教育」の4科目です。「林業」以外については、自然観察会の研修等でやりやすい内容ですが、「林業」については全くの無知でどう勉強したらよいかもわからないので、林業ボランティアをすることにして、現在に至っています。 
 

○活動に参加してよかったこと 

 この活動は週一回くらいですが、仲間も多くでき、とても充実した内容です。ただ、この林業ボランティアは、スギやヒノキの人工林の育成が中心です。お日の森の活動では、広葉樹も多い里山の森を大人も子供も安全に楽しく利用できるようにしていくことが中心で、自然と人間の共生の縮図のような気がしています。また、先輩諸氏から山仕事の技術や道具等の使い方を教えて頂けるのも楽しく、有意義なことです。
 

○ボランティアで成り立っている世の中

 自分がこのようなボランティア活動に参加してみて、世の中が想像以上にボランティアで成り立っていることを実感しました。また、自然や林業に興味を持っている方が多いのには感動もしました。次の世代を作っていく子供達が森林を中心とした野外活動をする中で、自然と触れ合い、内なる自然に目覚め、これからの日本、地球を守っていくことにつながったら、この上ない喜びです
 


○まずは今の活動をしっかりと続けたい

 今やりたいことの一つに、樹木の苗木を育て、荒れ地などを森林に復活させる植林活動等に関わることももありますが、まずは今の活動をしっかり続けたいと思っております。。

お日の森くらぶ会員
記 K.Itoh


「お日の森の活動に参加して」(2017/September)

○自然と森への出会い 

 お日の森の活動に参加し始めて1年余りとなりました。今、広い新天地の入り口に立っている気分です。森林保全活動に関連するお日の森での様々な活動に無限の広がりを感じ、このような出会いに感謝しています。
 

○森は大切な思い出の場、何か関わって行きたい

 私は、事務的な職業に就いており、職業上森と接することはありません。ただ、子供の頃の記憶には、森や林に囲まれた生活があり、私にとって大切な思い出となっています。人と自然がどう共生するかは、非常に重要なテーマでありながら、日々の生活でそのことを意識する機会がどんどん減っている気がし、今からでも遅くない、森林に何か関わって行きたいと思っていました。そんな時に出会ったのが、お日の森くらぶのウェブサイトでした。樹木の伐採あり、自然観察ありで、多岐に亘る活動が紹介され、ウェブサイトを維持する方々の熱意を感じました。
 

○お日の森は里山保全活動の意義を考える入口だ

 森林保全については、植生に影響を与える観点でどこまでが許されることなのか。里山というものは、本当に自然なのか、人間にとって本当に必要なものなのか、どうあるべきか。いろいろ感じるところはあるのですが、明確な結論には出会えない気がしています。お日の森での活動は、そういう問題意識を抱えて生きることへの入り口であったと思います。
  お日の森を含め森林での活動は、命を強く感じさせます。樹木の伐採は、植物の生命を終わらせるだけでなく、作業者は危険と隣り合わせであることを感じざるを得ません。蜂、蛇、熊等と活動域を重複させながらも危険を回避する必要があります。私にとって、森林での活動は、慣れないこともあってその時々に一生懸命で、思い出そうとするとまるで夢中の出来事のように感じますが、命を直感する大切な機会でもあったと感じています。

 

○森の人ってなんだろう、次世代に森の大切さを伝える人に 

 今、森の人となることを目指しております。と言いながら、森の人って何だろう。自分にとっては、単なる収奪の対象としてではなく森と関わって生きる知恵を持ち、森と一体にはなれないけれども、森の大切さを知ってそれを次世代に伝えて行ける人、という感じでしょうか。雨や風に負けても、森と共生できると思うんですね。現状、私の森林作業は、真剣ですが、素人で、危なっかしい状態です。今後とも技術の習得を目指して柔軟でありたいと思っておりますので、ご指導、ご助言をよろしくお願いいたします。
 

お日の森くらぶ会員
わくわくビレッジ森の会会員
記 M.Fukuda


お日の森とわたし (2016/March)

○お日の森に通い始めて

冷たい風の吹きすさぶ中、坂道を上り山の入り口についた頃には身体も暖まります。

山の斜面には朝日が差し込み足元の霜柱を溶かし始めています。
そろそろ小道の脇には水仙やタチツボスミレが咲く頃です。
お日の森に通い始めてそろそろ5年ほど経ちます。長いようで短く感じています。
 
 

 
○里山保全のボランティア作業に参加のきっかけは

山の手入れをするようになったきっかけは知り合いに誘われて植林のボランティアに参加したことです。

旅行等へ行った時手入れのされていない里山や竹林を見たとき何とも無残な様に後ろ髪を引かれる思いで帰宅しておりました。
何とか出来ないものかという思いに火がつき縁あって講習を受け現在に至っております。
 

 ○季節を感じながら作業できることに幸せを感じる

危険木を処理しながら作業をしてるとシジュウガラや鶯の鳴き声が聞こえてきます。
汗をかき疲れ始めた耳元に心地よく響きます。
もの言わぬ草木の鼓動を心で感じ季節と共に作業できることが幸せです。

日々の不安やストレスが消えていくのを感じるからです。知識豊かな先輩たちに色々な事を教わる事もそうです。
何も知らない私に一つひとつ丁寧に教えてくれます。
今では大切な仲間です。皆さん、これからも宜しくお願いします。
 
山モンモ

お日の森くらぶの活動に参加して (2016/February)

 ○里山保全活動に初めて参加

先日のお日の森に隣接した駒木野国有林の定例整備作業に T.S. さん(豊島区在住、年齢41歳)が参加され、以下のようなご投稿がありましたので紹介します。

T.S. さんは森林・里山保全活動は初めてとのことです。
ボランティア活動保険にまだ加入していなかったので「くらぶ」の取り決めで鋸や鉈を使うことは出来なかったのですが、ハサミを使って道作りに使う横木の枝の除去や唐鍬(トンガ)や掛矢(カケヤ)を上手く使って土留め兼用の道作り作業に若い力を十分に発揮していただきました。
投稿の中でお日の森くらぶの雰囲気や森づくりの状況が感想として簡潔に述べられています。これから森林保全の活動を始めたい方はT.Sさんのご投稿を参考としてぜひお気軽にご参加ください。
 
 

 ○穏やかな「くらぶ」の皆さんたち

以下 T.S さんのご投稿です。

2月13日、駒木野の定例作業に初参加させて頂きました T.S. です。
林業、森林ボランティア等、初めての経験で緊張気味で飛び込みましたが、皆様、穏やかな表情で温かく迎えて頂きました。
作業内容は私がイメージしていた樵のような木を切り倒すものではなく、歩道を作るための徐伐、土留め作業でした。国有林の鳥獣保護区ということもあり、必要最低限の伐採に皆様、注意をはらい穏やかながら真剣な眼差しが伝わってきます。

 ○地味な活動だけど次世代に繋げる必要な活動

地味ながらこう言う作業の積み重ねが未来永劫に緑豊かな森林を残し、これからの世代に伝えるためには必要なんだろうと感じました。
ベテランの方々ばかりでしたが残す伝える気持ちは同じだからこそ、真剣ながらも穏やかになれるでしょう。自分もいつかそのような顔になりたいものです。

今回は道具など使えず、お役には立てませんでしたが次回は、少しでも役に立てればと思ってます。
最後にもっと沢山の方に今ある緑を見て触って感じて欲しいです。
 
 
 
記:Tsuyoshi S.

山の神広場 (2015/March)

 お日の森の広場には山の神が祭られれています。この森で活動が始まった頃は今のような広場はなく位置も異なっていました。
狭かった場所を広げて山の神を今の場所に移動し、また左側の作業道を整備した時偶然土の中から見つかった石の祠を修復して山の神の右手に祀りました。なぜその祠が埋もれていたのかはわかりません。
 
 
 当初山の神は錆び付いたトタンで囲った貧弱な姿でしたのでヒノキに吹き替えて化粧をして立派なものにしました。現在山の神は私たちの作業の安全を見守る大事な社となっています。
新年にはこの神様に昨年の作業の無事のお礼と今年も安全に作業ができるよう祈願しています。
 
 お日の森の手入れを行うようになって森も随分整備されて明るくなりました。いままで日陰で見ることができなかったスミレも沢山咲くようになりチョウチョも舞っています。
 
 しかし民家が近くにあるにもかかわらずイノシシが出没し作業道や近くの畑の作物を荒らしています。
最近では猿も近くの民家に出るようになり庭の花や果物そして軒に吊るしてある保存食物にも被害を与えています。
私たちは暗く鬱蒼としていた里山を利用しやすいように整備しています。一方雑木のボサの中は野生生物・動物のすみかです。
私たちの里山の整備が野生生物の棲息域を縮小しその結果として里にでて食物を漁っているのかもしれません。

 
 里山利用と野生生物の棲息域の保護、なかなか難しい問題ですが森を調査し野生生物と調和・共存できるように考えていく必要があります。
 
 
 
 
 
 
記:la maison
 

■森の散歩道について

森の散歩や野外活動中、目線変えたり環境の変化によっていままでなにも感じなかったものが非常に新鮮に感じたり、新しい発見をすることが良く有ります。
そしてこのことを他の人に伝えたくなることがあります。
このコラムはそのための皆様のコーナーです。
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