2023年3月14日(火)

倒木処理と作業道補修

集合写真

薄曇りで寒さが少し戻った日に、8名が参加して定例作業を行った。この日は2班に分かれて、3月18日に開催を予定している親子森林体験イベントで通るコースの整備を行った。1班はA5からA8の沢沿いの作業道を確認しながら進み、蔓がらみの倒木をチェンソー、手鋸、鉈を使って、蔓切りしながら取り除いた。

蔓がらみの倒木

作業道補修

その他歩行に支障となる箇所はなかったので、途中になっているA12の作業道の補修を行った。2班はA12から大ヒノキへの下り道の作業道で、腐って踏み抜く危険のある横木を交換したり、路面に落ちている石や枝を取り除いて、子供たちが安全に歩けるように整備した。その後は、A1でササ刈りや伐根を低くする作業を行い林床をきれいした。ヒヤリハットや怪我もなく、14時過ぎに作業を終えた。

ササ刈作業


2023年3月11日(土)

駒木野作業道周辺の整備とイベント下見

集合写真

春真っ盛り、4ヶ月振りの作業で7名が参加。日中は気温20℃近くまで上がり、作業には暑いくらいだった。東西道の入口から半分付近まで、立ち枯れの木を何本か伐倒。

立ち枯れ木伐倒

中村林地からヒノキの材を運び、作業道の欠落した谷側の横木、杭に使った。イベントの中止に伴い、籠やリースの材料である蔓を1年以上採取していないので、ジャングル状態の所もあった。蔓は、手の届かない高さで隣木と繋がっているので、完全には除去できない。

蔓除去

作業道補修

午後から、イベントの下見で予定コースを歩く。北側斜面で落枝が道を塞ぐことが何件かあった。先月の積雪で上部の枝が折れ、周りの木を巻き添えにしたり、絡まっていたテイカカズラ諸共、塊になって落ちていたり。下見が不可欠なことを思い知らされた。ユリワサビ、ミヤマカタバミが可憐な花をつけ、ニリンソウ、ネコノメソウも直ぐ咲きそう。10年振りの花粉の多い季節らしく、花粉症でない人もくしゃみを連発していた。

ネコノメソウ


2023年2月26日(日)

イベント準備と植樹

集合写真

好天のもと9人が参加。1班は来月5日の浅川市民センターまつり出店にむけて、ヒノキのコースターを準備します。均等な厚みの玉切りにして樹皮を剥いてから、ベルトサンダーで表面を磨きすべすべにします、冬場に伐倒した材なのでなかなかきれい皮が剥けず一苦労。サンダーからは微粉末がまるで花粉のようにそこらじゅう舞い飛び、作業着も真っ白に。それでも、なんとか60余枚のコースターが仕上がりました。

ヒノキの玉切り

A1での植樹

2班は、A1エリアの斜面にクヌギ十数本を植樹。最近雨が全然降らず地表面は乾燥していますが、意外にも少し掘ると地中には湿り気があります。とはいえ、礫が多く、またすでにササの勢いがあきらかに見て取れるこの場所で、どこまで育ってくれるものか。小さいので、間違って刈らないよう注意しつつ見守りましょう。A3エリアでは高尾保育園を招いての植樹イベントの準備。篠ダケを挿して樹名板を取り付けました。

A3での植樹準備


2023年2月14日(火)

シイタケ榾木への菌打ちと仮伏せ

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曇天の中、8名が参加。先週の雪は全く残っていないけれども、山全体がやや湿り気味で、雪の重みで折れたと思われる灌木も散見されます。
昨年末に伐倒・玉切りして乾燥させていたコナラ材を榾木とし、シイタケの種菌を打ち込みました。用意した種駒はなんと1000個。ざざっと広げて、白く絡まる余分な菌糸を取り除くだけでも一仕事です。打ち込んだ種駒からは、繊維方向には10cm、繊維と直角方向には3cmほど菌糸が広がるはずとのこと。材の中で広がる菌糸の姿を思い描きながらの作業。電気ドリルでの穴開け、種駒の打ち込み、「R5」のタグ打ちを、息の合った流れ作業でなかなかスムーズに進行できました。かなり堅い材もあり、何度か刃が抜けなくなったり、ドリルが煙を吐く場面もあるにはありましたが、和気藹々と。

榾木に穴あけ。堅い!

種菌準備

昼食を挟んで、もう一息。種駒がまだ残っていたので、打ち込み済みの榾木にも再度おまけを追加で打って全部使い切りました。

種駒打ち込み

榾木45本。仮伏せして終了です。ヒヤリハットなし。本伏せから収穫が今から楽しみですね。帰る頃になってやっと陽がさしはじめました。

仮伏完了


2023年1月22日(日)

浅川市民センターまつり用のヒノキ伐採・準備作業と植樹名札の設置及びブルーベリーの剪定

 

集合写真

気温は低いが、好天に恵まれる。本日10名の参加、内昨年令和4年の合格者、立川洋一さんが体験参加。3班に分かれ、1班は今年3月に予定される、浅川市民センターまつりに、お日の森が出店する準備作業を行う。中村さん林地のヒノキ林で、上斜面に倒すようロープを使用して15センチ前後口径のヒノキをチェーンソーで2本伐倒。枝祓いを行い、2メートルの玉切り処理を行う。2班は、A3エリアの植樹予定地にポールを立てて、木の名札を下げていく作業とブルベリーの剪定作業を行った。3班は、清水さんが、体験参加の立川さんをお日の森の小屋・道具・フィールドなどの説明とそれぞれの作業場見学及び体験作業をしてもらった。

ヒノキ伐倒

今回も11時30分と早めの昼食を摂り、午後は全員で玉切り2メートルのヒノキ運搬作業から開始。広場に馬を2台設置して、出店のためのヒノキコースターをやや斜め切りに1センチ幅位に切り落していった。乾燥しているため、皮をむく作業は剥ぎにくく、みんな苦労した様子。時間が来たのでやすり掛けなど次回の作業となった。

2023年1月10日(火)

新年安全祈願とフィールド巡回、植樹準備、作業道整備

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時折冷たい強風が吹くものの、やはり日差しは暖かいお日の森フィールド。新年最初の活動です。 11名の参加。開始前に代表以下 4名は山林組合長や近隣のお宅へ新年の挨拶に回りました。まずは恒例通り、山の神前で一年の安全を祈願し、乾杯。献杯じゃなくて乾杯というのが正式らしいとのこと。

安全祈願

仕事始めは参加者全員でのフィールド内巡視です。昨年一年の努力でかなりの部分の整備ができたものの、まだまだやるべきことは満載と再認識。奥のヒノキ林地で伐倒後半割りしてあったヒノキの杭材を、みなが一本ずつ抱えて小屋前に戻ると、すでに 11時半。早めのお昼にします。

お日の森探索と杭材運搬


 

植栽場所測量

高尾保育園の 3歳児たちが遊びに来ていて賑やかなこと。午後は昨年継続的に除伐、整地してきた A3エリアで、二手に分かれての作業。 1班は、次回以降の植樹の準備として、測量と目印竹の設置を行いました。 2班は、先日のコナラ伐倒などの際に荒れてしまった作業道の再整備。伐倒後の重いコナラ材を道沿いまで引き下ろして横木にするのは結構重労働でしたが、強いヒノキ杭材のおかげもあり、なかなか丈夫になりました。その後、チェーンソーの水平切り練習なども行った後、無事終了です。

作業道整備


2022年12月25日(日)

新年準備とシイタケ榾木切り出し

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今年の締めくくりの作業に 12名が参加。青空が眼に染みます。
1班は竹を切り出し、下の祠と山の神広場の祠周辺を清掃し、しめ縄や竹柱などを更新。道具の状態確認や小屋内の整理整頓や掃除、周辺の階段補修を行った。
 

掃き清められた山の神

伐倒準備

  2班は A3エリアで、径 40cmのコナラ 2本を伐倒。伐倒後の材はかなりの重さで、枝払いや玉切りには難儀しましたが、なんとか 30本以上の榾木を確保。 1班のメンバーが苦労して作業小屋付近まで運び下ろしました。来年のシイタケ菌打ちと収穫が楽しみ。作業終了後は全員が山の神広場に集合し、今年一年の息災を感謝し、来年の安全を祈願しました。その後、久々の忘年会も開催。今年も色々ありましたが、みなさまどうか穏やかな新年をお迎えください。

枝払いと玉切り


2022年12月10日(土)

植生調査準備

集合写真


10月に引き続き、偶数月第二土曜日の別立て活動に 10名が参加。まずは、前回行った作業道沿いの植生概況調査を踏まえつつ、今後についての話し合い。お日の森では 2007年以来、何度かコドラート法による調査が試みられていて、記録も残っています。この 7年ほど調査が滞っていたのですが、せっかくの貴重な記録を生かすためにも、なるべく同じ場所、同じ方法で継続していこうという方針を確認しました。そこで今回はまず、 201112年に設定・調査したコドラートを復元するところから。なにせ 10年前のことで、杭やロープはほとんどなくなっていましたが、一部発見され、また当時の毎木調査の結果や地図もたよりに、なんとか位置を確認。 A1A4A7の各エリアで、 10m四方のコドラートをそれぞれ一カ所ずつ確定してトラロープでマークしました。 30度以上の斜面での作業はなかなか大変で、今日はここまで。
 

コドラードの位置を記録


次回 2月には各エリアでの毎木調査、その後、春、秋にかけて詳細な植生調査を行う予定となりました。 10年を経たお日の森にどんな変化が見られるのでしょうか。昼食後はチェーンソーの目立てと、ロープワークの練習を行い無事終了しました。

トラロープでコドラートを標識


2022年11月27日(日)

作業道補修・草刈り・除伐

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色づいた広葉樹の木漏れ日も美しい、快晴・無風で絶好の山作業日和の中、13名が2班に分かれて定例作業を行った。1班の6名は、お日の森入り口のA1林分の除伐と草刈り作業を行った。手鎌、剪定バサミ、手鋸などを使い、ササや灌木の刈払い、株立ち木の芽搔きなどを行い、この日の作業でA1林分の整備を終えることができた。

1班作業前

1班作業の様子

 

2班作業前

2班作業の様子


2班7名は、前回の作業に続き、降雨やイノシシの活動で荒れた、A12林分の作業道の修復作業を行った。午前中は、チェンソーを使い木を伐採し必要な材料を調達する組と、既に調達した材料を使って粗朶柵修理や横木設置を行う組に分かれ、午後は調達した材料を使って全員で補修作業を行い、約30m程度の区間の補修を終えた。ヒヤリハットや怪我もなく、14時過ぎに作業を終えた。

2班作業後


2022年11月12日(土)

倒木処理・枯損木伐倒

集合写真


紅葉の時期、 2ヶ月振りの作業で5名が参加。日中は気温 20℃程度、落葉がハラハラと舞う中、気持ちの良い秋晴れでの作業。東西道の入口から半分付近まで、アカマツの倒木3本を処理。粗朶柵の横に据えたり、斜面半ばの土留めに据えた。直径 30cm以上と 5人で動かすのも一苦労。チルホールも倍力システムも使わず、全員汗だくになって、手元ロープで地道な移動。
 

午後から、道沿いの危険な枯損木を伐倒。アラカシ、ヤマザクラ、アカマツ、カラスザンショウ。特にアカマツは、断面から強い芳香を放っていた。東西道、奥に行くほど道の横木が腐ったり欠落して危険なので、次回はそちらにも手を入れたい。
今回、急遽チェーンソー担当になった Kさんは、マンツーマンの指導を受けて腕を上げた様子。食べ頃のシイタケの収穫があり、 5人で分ける。これも少人数のメリットである。

2022年11月8日(火)

作業道補修・草刈り

集合写真


参加者 7名。天気のいい中で 2班に分かれて作業開始。1班は入口から A5A8の道の草刈りを行う。朝から猿の鳴き声や木を揺さぶる音がうるさい。ゴンズイやヤブマメの実やイタヤカエデの紅葉がきれいだ。アサギマダラが茶の花の蜜を吸っていた。

お社前の草刈

アサギマダラ

 

作業道補修後


2班は先日のA14から続いてA12の作業道補修。横木や杭材のため7本ほど伐倒した。昼食時は収穫したシイタケを焼いて食べた。午後は11月23日の子供森林インストラクターイベントの下見で森の中を廻る。階段が崩れたところなどを補修した。秋が深まっていくお日の森であった。

ヤブマメの実


2022年10月23日(日)

作業道補修・草刈り

集合写真


好天の下、 14名の参加。作業前にまたもオオスズメバチがやってきたが今日は一匹だけ、それも何気に弱っている模様。季節の移ろいはこんなところにも感じられるものですね。 1班は引き続きフィールド最深部 A14作業道の補修。中径木 3本ほどを除伐し横木として用いる。急傾斜に踏み段を追加し、谷側を拡幅するなどしてかなり歩きやすくなった。

A14作業道開通式

2班も A14の始点から同様に作業道整備。イノシシが派手に暴れ、荒れていた部分をしっかり復旧した。そして午後、 1班と 2班の作業がまるでトンネル開通のように感動の出会い。これで A14エリアの整備は一段落。

実をつけたカラタチバナ

 

急斜面で草刈り


3班はこれも引き続き、入り口付近の法面の草刈りを行った。傾斜が急過ぎてこれまで手つかずだった部分にも突入し刈りまくった。灌木にごちゃごちゃと絡みついたツル草を取り除き、かなりすっきり。ツルに覆われていたシャクナゲも発掘。体験参加 1名と新入会 1名の方が加わり盛況でした。ヒヤリハットなし。

開通式その2


2022年10月11日(火)

除伐・作業道補修

集合写真


8名の参加。まだまだ暑い。山の神広場でミーティング、と思ったら、シラカシ大木あたりにオオスズメバチが数匹飛んでいる。道具小屋まで退避してはじめることに。10月はもっとも危険な時期というが、シラカシの何を求めていたのだろう。

道具小屋下除伐作業

1班は入り口法面と道具小屋前法面の除伐。特に道具小屋前はしばらく伐らないうちに鬱蒼としてきており、かなり手こずったがなんとか仕上げられ、かなり見通しがよくなった。

道具小屋下除伐後

 

三倍力ツールでの伐倒


2班は、春から続いているフィールド最深部 A14エリアの作業道補修。付近の中径木3本を除伐し、横木、杭、粗朶の材料とした。太い木ではなかったが、急斜面で、掛かるのを避けながらの伐倒は結構難しく、三倍力ツールでの牽引が功を奏した。作業中もスズメバチをチラチラみたけれども、忙しそうになにやら集めている様子で、幸いにもこちらにはお構いなし。

A14作業道補修後


2022年10月8日(土)

植生調査・チェーンソー目立て

何かないかな


今年度、偶数月の第二土曜日は通常の施業とは少し違った活動を企画しようということで、 6月には初級・中級のチェーンソー研修が行われたところ。本日は、 4名参加とコンパクトでしたが、フィールド内を巡視しつつ、久々の植物調査を試みました。コドラート等を設定する厳密なものではなく、ひとまずはフィールドの全体状況を目視して記録しようということに。入り口から炭焼き広場を経て、 A11エリアのピークを周り、山の神広場から入り口付近に戻るコース上を歩きつつ、各区間で目に入る限りの草本、シダ、灌木をリストアップしました。急斜面、稜線、谷筋などそれぞれの場所ごとで違った植生の傾向を確認しつつ、草本 25種、シダ類 11種、灌木 62種を確認しました。

カシワバハグマ

チェーンソー目立て


イネ科の草本ほか、同定できなかったものも多数でしたが、林縁のシダは結構な種数。北東側斜面にはかなり多くののヤブツバキの若木が育っています。にわか調査ではありましたが、普段は伐る対象としてあった森をあらためて別の目で見ることができた感じ。こういった活動を日頃の施業とどのように関連付けていくかも考えたいですね。午後には、胸高直径 15cm以上の樹木を調べる計画でしたが、午前中でちょっとお疲れ気味ということで、チェーンソーの目立てを、実習もかねて集中的に行い、終了となりました。なお、作業前には道具小屋の入り口を応急補修。評判は如何に。

作業小屋応急修理後


2022年9月25日

補修材の確保・草刈り

集合写真


真夏の様な蒸し暑い天気の下、10名が参加し2班に分かれて定例作業を行った。 1班5名は、作業道補修用の材料を確保するため、チェンソー講習会で伐倒したヒノキの処理作業を行った。伐倒し林地に置かれたヒノキを90cmに玉切りし、それらを平らな場所まで引き上げ、チェンソーとクサビを使い、2分の1又は4分の1に縦割りし、83本の材料を確保した。

補修材の確保

入口付近の除草作業


2班5名は、入口付近の斜面と植栽地の除草作業を行った。刈払い機2台と手鎌を使って、植栽木を傷つけないように、細心の注意を払いながら除草作業を行った。ヒヤリハットや怪我もなく、14時過ぎに作業を終えた。

植栽地の除草作業


2022年9月13日

除伐・草刈り・森の贈り物

集合写真

和らいできたとはいえ、日差しはまだ夏。 7人の参加。
フィールドに到着してみると、作業小屋前ベンチの上にプレゼントを発見。木の実やら毛やらいろいろ混ざっている。主はタヌキか?山の神広場のど真ん中にも、同様にもっこりとブツが残されていた。ここのところ動物たちの出現が多いお日の森、これは何かのメッセージでしょうか。

森の贈り物


気を取り直して、作業にかかる。 1班は、このところ続けてきた A4エリアの除伐の仕上げ。この前伐ったばかりのアラカシの切り株からは、もうすごい勢いで萌芽がはじまっていた。

A4除伐後


粗朶を道際にまとめ、土留めを強化し、残されていた大径木の玉切り材も整理するなど、暑い中かなりの労働であったがきれいになった。ただし、材の運搬中、誤って谷側に落下させてしまう事象があった。幸い大事には至らなかったが、今後に向け大きな反省点となる。午後は、植樹等に使うための篠竹を採取。 2班はこれも前回に引き続き、入り口付近 A1エリアの草刈りと除伐を行った。ササやツル類の勢いはとどまるところを知らず、相変わらずのいたちごっこではあるが、仕上がりはさわやか。イノシシに壊された階段もめげずに補修した。チェーンソー初級講習受講者へのフォローアップもはさみ、少人数ながら盛りだくさんの一日となった。

A1草刈り


2022年9月10日

作業道補修・草刈り・カエンダケ

集合写真

夏休み明け、 2ヶ月振りの作業で8名が参加。日中は気温 30℃以下、日陰の涼しい風が秋を感じさせる。 1班は、東西道の入口から半分付近まで、粗朶柵と谷側横木がなくなって危険な場所を補修。倒木は見当たらず、一安心。

作業道補修中

階段補修中


2班は、入口からブルーベリー植栽地付近の下草刈。刈払い機と手鎌で刈り取るが、炎天下で汗だく。イノシシに掘り起こされた階段を横木と杭で補修。入口通路は、暫くの間、すっきりするだろう。

入口通路作業後

山の神の前に手招きしているような猛毒カエンタケ。ゴム手袋と枝箸で用心して処理。今年は全国で発生しているようで、注意が必要。お昼には、隣家から差し入れの果物。瑞々しさに一同笑顔。近隣の方々との良好な関係は、活動を維持していく上でも重要だ。

カエンダケ


2022年7月24日

作業道補修・草刈り・イベント下見


 猛暑が見込まれる中、久しぶりに16名と大勢が参加。1班はA3・A4付近の除伐、2班は来週のイベントで歩くA11エリアなどを見て回り、途中除伐、草刈り、
3班は入口付近の草刈りを行った。午後からは暑いので草刈り、除伐後かたずけ、来週の親子イベント打ち合わせ、ヘルメットをアルコール除菌した。近隣の方の話では最近、鹿や猿を見かけたとのこと。鹿は今まで見かけたことが無く、猿も木の実が実り始める秋には出没していたがこの時期に見かけるのは珍しい。また、川の近くでホタルが光って飛んでいるのを見たとのこと。自然豊かなお日の森である。

2022年7月12日

草刈りとイベント下見

集合写真

昼からは本降りという予報だったが、ともかくも 6名が集合。班分けはせず全員での作業となった。まずは A1入り口付近のブルーベリー周辺の草刈りを再度行う。 5月から何度かやってきたにもかかわらず、ツルやササの伸び方はかなりの勢いで、植栽にしつこく絡みついている。それでも今年はブルーベリーあたり年なのか、たわわに実をつけているのが確認できた。月末に予定の親子森林ふれあい体験では、ちょうど食べ頃を摘んでもらえるだろう。
一段落ついた頃にははやくも大粒の雨が落ちはじめ、道具小屋前にテントを張って逃げ込み、雑談しばし。人数が少ないこともあり、まあまあ心地よいので、結構くつろいでしまった。今日は本格的な作業は無理と判断し、親子森林ふれあい体験のコース下見もかねて、フィールド内作業道などをみてまわることに。イノシシの掘り返し、横木の腐朽、危険な枯損木など確認しつつ、次回以降の作業内容を検討した。午後は、クラフトの準備で、確保してあったヤブツバキの材をスライス状に輪切りにするなど、軽作業で終了した。

ブルーベリー周辺草刈り後


2022年7月9日

駒木野作業アカマツ倒木処理、沢踏破

集合写真

年度 2回目の作業で7名が参加、日中は気温 30℃くらいだが、先週の猛暑に比べると風が涼しく感じられる。アカマツの倒木が目立ってきたので、東西道の入口から全体の 4分の1付近まで、 3本程度処理。斜面の土留めとして据えたり、崩壊した粗朶柵の横木に据えた。直径 30cm前後の大木なので、据え付けの際には倍力システムを採用した。

アカマツの倒木(作業前)

据え付け作業

午後は、子供達を対象に沢遊びができるか、蛍などの生物がいるか等の状況確認のため、沢に降りて歩いてみた。深い V字谷のように狭く暗く倒木もある。かなり人の手を入れなければならない。作業は今後の課題の一つとする。

沢を登る

植栽したブルーベリーは、ほんのり色づいてきた。今年はサルに先越されずに収穫できるだろうか。

2022年6月26日

作業道補修、草刈り、ホタル観察

異常に早い梅雨明けとなった直後の定例作業であった。薄曇りが多かったが晴れ間も見える蒸し暑い天気の下、13人が集まり、3班に分かれて作業を行った。
1班の6名は、作業道の補修を行うため、既に切り出してあった丸太材から杭を作製し、なか道(A3,A4境界)の補修を行った。
午後は、三倍力の滑車を利用した牽引作業や、傾斜地での作業の安全対策について講習を受けた。
2班の4名は、入口の歩道と、この歩道の左側つまり東向きの斜面とにおいて、鎌にて草刈りを行い、刈った後の草の片づけを行った。
3班は、陸生ホタル生態研究会の小俣軍平会長とFITにも所属している山口義夫さんが来られて村上の3名でお日の森の中を観察しました。その際、A5辺りでクロマドホタルの成虫、A1辺りでオオオバボタルの成虫を発見しました。小俣会長も2種も見つけられたことに驚いていました。また、お日の森の整備活動が自然のものを活用してホタルの繁殖に、とても適しているとお褒めいただきました。小俣会長の承諾を受けて陸生ホタル生態研究会のHPを「森のボランティアへリンク」掲載しておきます。「日本のホタル10種の生態」のページを見て活動中にそれらしきものの写真を取ったらこれで同定してください。

クロマドホタル(小俣会長撮影)

オオオバボタル(小俣会長撮影)

その後、ヒヤリハットや事故もなく、14時頃に無事作業を終えた。

2022年6月14日

枯損木処理

 

集合写真

7名の参加でした。当初の予定では 1班 枯損木(南側斜面作業道付近)の処理。3名 2班 植栽木剪定および周辺の草刈り、4名 班構成、作業内容で行うこととなっていました。しかし、当日は朝から曇で雨は何時降り出してもおかしく状況でした。

倒木の全容

そこで、1班が行う予定でした南側斜面作業道付近の枯損木の処理を行うことといたしました。 

作業中

現場に行ってみると「もみ」の大木が作業道を 塞ぐようになっていました。作業はチェーンソー駆使して行いましたが、前日までの雨で、作業する斜面が非常にスベリ易く、斜面の傾斜もあり、悪戦苦闘しながら、10時すぎから12時15分まで作業を行い、何とか処理することができました。当初、午後からは雨が降り出すと予想しておりましたが、11時頃から降り出したため、昼食を食べて午後からの作業は中止いたしました。

切断木固定


2022年5月22日

作業道補修、除伐、草刈り

集合写真

夜の間降った雨が止み、気温25度超えの夏日の晴天となりました。おかげで鳥が元気。圧倒的な存在感のガビチョウに続いて、アオゲラ、コジュケイ、さらにシジュウカラ、その後はエッジの効いたキビタキ、負けずとクロツグミ、遠くからはアオバト、と順番に登場して声を聴かせてくれます。一日中ずっと聴いていたい思いですが、蚊の大群に襲われて無理。高尾駅からすぐのこの場所でこれだけの鳥が聴けるのは貴重。将来もずっとこのままであってほしいものです。
寝込みを襲われたということか、イノシシの叫び声と逃げ去る音。ヤツらはこんな時間まで寝ているのか。今回は7人の参加。1班は、A14エリア、道の補修の続き。お日の森のディープなエリアもだいぶ歩きやすくなってきました。その後、隣接する中村さん林地、スギ林の中にカシやアオキがだいぶ成長しているので、まずは除伐を少し行いました。さらに、チェーンソー講習会で練習に使うスギの丸太を準備しました。2班は、入り口付近およびブルーベリー周辺の草刈り。草も虫も活発なこの時期、やってみないと分からない、すごい「やった感」があります。

2022年5月10日

作業道補修・植栽木剪定、草刈り作業

集合写真

好天に恵まれ、 8人が参加した。 1班は、前回に引き続き、フィールドの最も奥にあたる A14エリアの作業道を補修。まずは、通行を阻んでいた径 20cm程度の枯損木を伐倒処理した。

枯損木伐倒後

その後、エリア内で株立ちしているヒサカキなどを一部伐採し、杭や横木として用いつつ法面の粗朶柵を更新した。路面も平らにならしたので、子供たちも歩けるでしょう。 

作業道整備後

剪定作業


2班はフィールドの入り口近くの A4エリアで植栽木の剪定作業を行った。同時に A1A5A7エリアで、刈払機などを用いての草刈り作業。初夏に近づき、あっという間の勢いでササなどが蔓延りはじめていたが、すっきりとした。その後、 A1エリアに植えたブルーベリーを剪定し、下草も刈る。収穫が楽しみ。ヒヤリハットはなく無事終了。

草刈り後の入口道


2022年4月24日

作業道補修・植栽木樹名ラベル貼作業と総会

曇り空の中、18名が参加。一班は炭焼き広場から大ヒノキ間の作業道を補修。以前作業道を広げすぎたためエビネが縦木に被覆された部分があったので修復した。2班はA 14の作業道を補修。横木を切り出し、崩れた部分に粗朶柵を施した。3班は以前に植樹した木に樹名・植樹日などを記載したラベルを張った。ヤマルリソウが多数咲いていたり、新たなエビネやキンランの株が発見され、お日の森の自然の豊かさを再認識した。

樹名板

キンラン

エビネ

午後からは場所を変えて総会が行われ、新代表、新事務局長らが選任された。前代表の岩﨑氏が数か月ぶりに元気な姿で顔をみせた。

2022年4月12日

除伐・作業道補修・キノコ本伏せ作業

集合写真

快晴で初夏並みに気温が上がるなか、 9名の参加。 1班は前回に引き続き A4のコナラ虫害木を伐倒の予定だったが、かなりの被害を受けている個体でも、みな元気に展葉していたことから、しばらく様子を見ることとし、切り株をつかっての追いヅル切りの実習に切り替えた。その後、ヒノキ林地付近で、作業道沿いのアラカシやヒノキ枯損木の除伐を行う。日当たりのよいスペースができた。

作業道補修

2班はまずA1付近の作業道を補修。横木数本を交換した。相変わらずのイノシシとの追っかけっこ。その後、仮伏してあったシイタケとナメコの榾木を本伏せした。収穫に期待。さらに、ここ数年分の植栽木の生育状況を調査し、新たなネームプレートを付けた。若干本が枯れたか行方不明。いきなりの暑さでいささか消耗したが、ヒヤリハットもなく終了。

ナメコ本伏せ


2022年4月9日

駒木野作業

集合写真

年度初めの作業で6名が参加、日中は気温 25℃くらいまで上がり初夏の陽気だ。先月補修を行った作業道は、またしても散らかされ更に路肩が深く掘られたり崩れたりしている。作業道の横木を調達すべく、隣接する林地で根返って斜めの状態のヒノキをチルホールで引っ張りながら 3m, 5mの玉切りにした。杭を作るため、周囲で伸びていたアラカシを除伐した。
午後からは、材を運び据え付け、皮を剥いた。長めの杭を谷側に打ち込んだ。予定ではさらに東へ運びたかったが、少人数と暑さで、かなりの体力を消耗してしまった。早めに終了し、道の補修は、来月に持ち越しとした。
今回は、満開のスイセンとシャクナゲ、シイタケのお土産で、疲れも癒された。

お日の森定例活動報告

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過去の活動報告